プログラミングスキルよりも、考える力
情報システム事業本部 ソリューション技術部 2021入社
現在の業務内容を教えてください。
主に医療や研究機関向けのシステム開発を担当しています。具体的には、大学の研究室向けに検体を凍結保存する管理システムや、不妊治療の現場で使われる卵子・受精卵などの取り違い防止システムの開発・導入を行っています。医療関係以外にも、工程管理システムの開発、お客様からの個別依頼によるシステム開発、海外メーカーのラボ機器の導入・サポートなど、幅広い分野に関わっています。

どのように仕事を進めているのですか?
営業担当者と一緒にお客様先へ伺い、ヒアリングをしながら、お客様のご要望に沿ったシステムを作り上げていく仕事です。特に医療分野では施設ごとに運用が違うので、お客様の運用に合わせてシステムを設計していくことが重要になります。医療系というと「医療の専門知識が必要なのでは?」と思われがちですが、専門的な知識を最初からすべて持っている必要はないと思います。私自身も工業高校卒かつ電子科ですので医療の知識はありませんでしたが、お客様との会話や、お客様のWebサイトなどから情報収集しながらシステム構築を行う過程で身につけた知識が多いです。ただ、重要なのは、細かい知識を覚えること以上に、「その作業は何のために行われているのか」を理解することだと思っています。その理解を深めるために医療系の知識が必要なら調べるという感じですね。
印象に残っている仕事はありますか?
入社1年目に担当した、大学病院向けの取り違い防止システムの案件が特に印象に残っています。もちろん先輩社員のサポートもありますが、初めて主体となって担当し、お客様との打ち合わせから開発、納品まで一気通貫で経験した案件でした。分からないことや悩むことも多く、時間もかかりましたが、その分とても記憶に残っています。

システム開発のエンジニアに必要なスキルは何だと思いますか?
正直、プログラミング言語そのものよりも、「考える力」のほうが重要だと思います。 お客様は何をしたいのか、それを実現するために何が必要か、どんな手順で進めるかなどを考える力がなければシステムは組めませんので。そうした考える力を養うためには日常の中で「なぜ?」と考える習慣をつけることが大切です。例えば、自分自身の朝のルーティンを思い返してみると、無意識かもしれませんが、そのルーティンひとつひとつに理由があるはずです。「なんでこの順番なんだろう?」「明らかに効率が悪いのにどうしてこれをしているんだろう?」「もっと効率のいい方法はないか?」などの疑問を持ち、説明ができるようになればそれがそのままシステム構築に活きてくると思います。

どんな人がこの仕事に向いていますか?
いろいろなことに興味を持てる人だと思います。 この仕事では、プログラミングに加えて、資料作成、お客様対応、他社のシステムエンジニアとのやり取り、機器選定など、幅広い業務を担当します。また職場は、良い意味で自由度の高い環境です。基礎的な部分はしっかり教えてもらえますが、その後は「自分で考えてやってみる」スタンスが重視されます。その分、自分の考えや工夫を活かせる場面が多いので、いろんなことに挑戦したい人のほうが向いているように思います。あと、細かいところに気づける人も活躍しやすいですね。
今後チャレンジしたいことはありますか?
現在のシステムを、より使いやすい形に進化させていきたいと考えています。操作性の向上、デザインの刷新、スマートフォン対応など、改善できる部分はまだまだ多いので、そういったところに取り組んでいきたいです。

就活生へのメッセージをお願いします。
専門知識や資格は、入社後でも身につけることができます。それよりも大切なのは、「自分に合った物事の進め方」を見つけることだと思います。勉強の仕方や物事の進め方は人それぞれなので、いろいろ試しながら自分に合う方法を見つけてほしいです。